規格について

ISO 23570は、DESINA(デジーナ)(DEcentralised and Standardised InstAllation technology)の実装技術の集中化と標準化の規格であり、自動車製造装置産業を中心とした世界標準規格です。

現在ISO 23570は、3つのパートによって構成されています。

ISO 23570-1Part1 Sensor and actuators センサー及びアクチュエイター
ISO 23570-2Part2 Hybrid communication bus ハイブリッド通信バス
ISO 23570-3Part3 Power distribution bus 動力配分バス

概要

ISO 23570 DESINA(デジーナ)とは工作機械、設備の流体技術、電気システムの分野において、高い実装技術の集中化と標準化を可能にするコンセプトです。
適用範囲として、工作機械業界、自動車産業界と幅広い部品供給元との協力的なタイアップを通じて、システムに関連する部品を定義してきました。これらはオープンバスシステムや標準的産業用のコネクターなどの部品を利用しています。部品を標準化することによって、ハイブリッド対応の光ケーブルやケーブル類、インターフェイスレベルからシステムまでを単一規格としてサポートしています。

始まり

現在のPLCやCNCで制御される工作機械の長期にわたる開発及びカスタマイズに対して、製品に対する材料は製品のトータルコストに対して非常に大きな影響を与えます。
標準化を進める事により、製造工程における効率化が改善されトータルメリットに反映されます。
近年、ドイツ工作機械業界の新しい生産構造と製造工程の垂直統合は、結果、トータルコストの削減という目標を達成することに成功しました。随時、適応されている製品構造及びテクノロジーは現在試験段階にきており、これらはモジュラーコンセプト及び標準化を試みることによって行われています。
これらの方針は初歩の機械的構造に対して集中的に行われてきました。未だにCNC工作機の製造コストは25%から60%のシェアーを電気設備が占めています。
これら改善策として、設置基準を明確にすること、再検討部分やさらなる最適化を進める必要があります。当然、これらのシステム運用におけるトータルコストの削減には、初期費用、運用保守費用が発生します。しかしながら工作機の電気制御、圧力制御や油圧制御を行う部品群について36%のコストダウンと26%の人件費の削減という非常に興味深い数字が出ています。 結果、多量のスペアパーツの要求、高い管理費、運用保守ならびに教育費用の削減がこれらコンセプトの目的なのです。

アプローチ

VDWの“工作機械の実装技術”に対して、技術提案を行い、随時、現状の分析結果を基に、経済的な実装技術の開発に取り組んできました。この行動は工作機械の実装技術を、シンプルかつレスポンスの良い環境へと進化させています。特に考慮されているのが、コンポーネンツに対する広範囲の配電技術です。利便性と第一次障害切り分けを考慮したモジュール化と高い診断機能を実装しています。
このプロジェクトは多岐に渡る産業界のワーキンググループによって実行されてきました。工作機械や自動車産業界を代表として要求を聞き、実装技術、アセンブリー、据付そしてメンテナンス経験を習得し、供給側と技術的解決方法を討議してきました。
これら規定と標準化についてはワークグループで討議されていくでしょう。

結論

ここまで、複雑な使用環境の要求に答えるようにDESINA(デジーナ)はコンポーネンツを規定してきました。現在、製造ラインはPROFIBUS、CAN、INTERBUS-Sなどのオープンバスシステムによって構成されています。これらプロトタイプの設計を含むインターフェイスの製品開発は、各種コンポーネンツのメーカーによってミュンヘン大学のIWB(Institute of Machine Tools and Industrial Management)で行われて来ました。
技術的解決の方法としてハードウエアーを中心に討議することは、分配実装概念によりコスト削減の潜在的な可能性を評価することができます。
概算ではマシニングセンターを25%省スペース化することができます。ある製造業者の例では、特殊な機器について60%まで省スペース化することができました。これらの省力化は生産工程の機能重視、省スペース化とオープンなインターフェイスの実現によるものです。小規模的に見ればインスタレーションコストがアップにはなりますが、中規模的な観点から見れば規定のコンポーネンツを使用する量を増加させることによって材料費を削減することが期待できます。
費用は掛かりますが故障個所をすばやく感知することによって被害拡大を防ぎます。
結果、工作機業界と自動車産業界でDESINAに規定されたコンポーネンツを使用し、生産ラインにおける実装分配技術の構築は、設備計画、実装の省スペース化が達成され、生産工程の視野拡大に繋がるのです。

設置方法

ケーブル色とデザイン

日合通信電線株式会社のDESINA規格適合ケーブル

RO-FLEX series